セミナーレポート「採用難時代の業務効率化戦略」

6月26日、ユーザックシステム株式会社の小野暁彦氏を講師としてお招きし、『採用難の時代の業務効率化戦略』セミナーを開催しました。

注目度が高まっているRPAとは

最近、新聞や経済誌、書籍、TVなどでも注目のRPA(Robotic Process Automation)についてご説明をいただきました。
一言で言うと「定期的なパソコン操作をソフトウェアが自動で実行する仕組み」のこと。

企業が注目する背景として「労働人口の減少」が挙げられます。加えて「働き方改革」の波も押し寄せており、RPAの注目度は上昇。ユーザックシステム様ではRPA関連のお問い合わせが昨年の3倍以上になっているとのことで注目度の高さが伺えますね。

千葉キャリでもRPAを導入し、残業時間の削減に加えて「本来やるべき業務への集中時間の増加」→「業績アップ」と良い循環ができています。

人の4倍働いて、コスト削減も可能

RPAの有用性を示すため、「人」と「RPA」の比較が紹介されました。

人の勤務時間  8時間×5日=週40時間
RPAの勤務時間 24時間×7日=週176時間

人の賃金  252万円(事務職平均)
RPAの賃金 28万円(年間ライセンス料、保守料)

上記の例で言えば、4名分の仕事をしてくれるということで、
中小企業であっても労働コストの抑止を実現できると参加者も驚いていました。

 

どういった場合にRPAが活きるのか

RPA導入のポイントは、下記3点とのことです。

  1. ルールに基づいた業務
  2. 大量データを処理する業務
  3. 繰り返し行う業務

このあたりの切り分け、設定が成功の鍵になりそうですね。
その後は、メーカーさんの事例や小売店の事例をご紹介いただいたあと、実際にRPAをイメージしていただけるようデモ操作をしていただきました。

RPAについてご関心がある方は、千葉キャリまでお問い合わせください。

アンケートへお寄せいただいたコメント(一部抜粋)

  • 業務改善に一つとして、導入を検討したいと思った。
  • 話題のRPAについて知ることができ、参考になりました。

※Excel、CAD、基幹システムなどの自動化にご関心がある企業様が多くいらっしゃいました。

 


「採用難の時代の業務効率化戦略」概要

日時:2018年6月27日(火) 10:00~11:30
講師:ユーザックシステム(株) 小野 暁彦 氏
主催:株式会社千葉キャリ