2月28日、29日の2日間「【千葉県特化】若手人材の採用を目標にした人材採用セミナー」を開催しました。
今回のテーマは
採用市場は空前の売り手市場となっています。
ハローワークや求人広告、採用イベント参加の他、FacebookやInstagramなどのSNS採用、知人・友人紹介のリファラル採用、ウェブ面接など様々な採用手法が登場しております。その採用手法は年々進化・変化しており、一辺倒では思うように募集者を集められなくなってきております。しかし、流行にのって多くの採用手法を取り入れるというのも労力・コストを考える必要があります。
そんな多様化する採用市場だからこそ、特に中小企業は“自社に最適な採用活動とは何か?”を考えること大切になってきます。
です。
一部抜粋してご紹介します。
若手層はネットに依存している世代
総務省による情報メディアの利用実態調査は、2012年から毎年実施されており、今回で5回目となります。
調査対象は13歳から69歳までの男女1500人で、東京大学大学院との共同研究の形式で実施されました。そのデータは以下の通りです。50代、60代は割愛させていただきます。
テレビ視聴時間 | ネット利用時間 | |
---|---|---|
10代 | 89.0分 | 130.2分 |
20代 | 112.8分 | 155.9分 |
30代 | 147.5分 | 115.3分 |
40代 | 160.5分 | 97.7分 |
(総務省「平成28年度情報通信白書」より作成)
広告出稿では、ネットツールは考えなくてはいけないツールとなっております。もちろん、紙面、TV、看板など広告にも特徴はあります。しかし、今回のように若手採用を軸に考えるのであれば、より真剣に考える必要があります。
情報があふれている中で見つけてもらう
ニュースも様々な配信方法があります。新聞、TV、アプリ、Webメディアなどたくさんあります。個人の趣味・趣向により情報の取得方法も異なります。googleやYahoo!で検索すればほしい情報がたくさんヒットすることでしょう。しかし、その検索結果は、100%ほしい情報とマッチしているのでしょうか?
みなさんは下記の条件だとしたらどのような検索を行いますか?
- 星野リゾートさんを検索する人の目的はどういったものでしょうか?その検索方法は?
- 自宅から日帰りで遊べる施設を探す人の目的はどういったものでしょうか?その検索方法は?
- 求人を探す人で、エリア+”何か”を探す人の目的はどういったものでしょうか?その検索方法は?
(1)は目的があるのでぴったりの情報ををヒットさせることができるはずです。(2)(3)は一覧ページの中からいろいろ詳細ページをみて、悩まれると思います。
そう、(2)(3)のユーザーの状態は”何かいい情報がないかな?”と漠然と探している状態のユーザーなのです。
では、その漠然としている状態で、どのくらいまでページはチェックしますか?30ページ、50ページまで確認しますか?
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疲れちゃいますよね。
このパートでお伝えしたいことはまず見られること・知ってもらうことをしないとその良さを知りえないという部分です。
大切なことは”情報”が埋もれないことになります。
外部コンテンツの利用によるブランディング
求人ページも同じです。ネットで何でも検索できる時代になり、若手はネット利用時間が非常に多いのです。そして、検索スキルも高いです。何か気になることがあれば検索をします。そのユーザーに対して、「求人広告を出したから安心」は通用しなくなってきています。
採用を成功させている企業の例では、外部コンテンツの利用です。企業によってはスペシャルサイトを用意するところもあります。またはインタビューに出演し自社をアピールする企業もあります。可能な限り自社ブランディングに努めています。長期的にみて採用につながります。
ブランディンをする際にも
- 採用したい人はどんな人なのか?
- 出稿する求人サイトとの連携
- 外部施策から自社をヒットさせるどうするのか?
など考えるとより効果が上がります。
他、転職の最強の壁とされている「嫁ブロック」「親ブロック」対策も組み合わせてご紹介させていただきました。
千葉県での採用に関して、お気軽にご相談ください。
千葉キャリまでお問い合わせください。
【千葉県特化】若手人材の採用を目標にした人材採用セミナー概要
日時:2019年2月27日、2月28日
講師:大川 よしみ(一般社団法人ウェブ解析士協会マスター、NPO法人HP有効活用研究会代表)
主催:株式会社千葉キャリ